ローン減免 再建の鍵、熊本の被災者の記事に幻滅した。

ローン減免という制度があります。

「自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン」

東北大震災を機にできた制度で、

震災のために住宅や自動車、事業の債務が

支払い困難になっている、あるいはなる恐れがある

といった場合に、その債務を減免してもらえるのですが

それについての朝○新聞の記事が

つまらんすぎるので紹介したくて書いてみた。

記事内容を一部、要約すると、

会社員男性(32)は

妻(29)長男(3)の家族があり、年収410万円。

4年前に2300万円の借り入れで建てた自宅が

熊本の震災で、大規模半壊と認定された。

修理費用は見積もり約500万円で

地震保険には入っていなかった。

12月に第二子が出産予定で

新たにローンを組むゆとりはない。

「どうやって生きていけばいいか、途方に暮れた。」

らしいのだ。

減免制度を知って弁護士に相談しているらしい。

願わくは

今抱えているローンが減免されれば

家を修復できるかもしれない、と・・・

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私的財産の形成に公的資金を使うべきなの?

これ、震災で残念なのはわかりますが

平たく言えば、

家が壊れました。

修理費用500万円ですけど

それを借り入れしたら、

これまでの生活レベルが維持できません。

といっているわけです。

それって「当たり前」ではないでしょうか?

これが借家に住まずに

自宅を購入するリスクです。

このリスクがいやなら借家に住めばいいだけです。

借家を選択すると

リスクがない代わりに、

毎月の家賃は、将来の資産形成には

役立たない。というだけです。

どちらかしかありません。

住居は必要ですから。

財産は維持したいけれど

生活レベルは下げたくない。

いいかえれば

リスクは取れないけれど

資産は維持したい。

こんな都合の良い話はありません。

こういうのを火事場泥棒というのでは

ないでしょうか。

それにしても、こういう記事を

平気でネット公開する朝○新聞のほうが

よくわかりませんね。

この記事で「さもありなん」と

同情するのが多数派なら

この国は資本主義国家ではないでしょう。

ちなみに記事はこちらですので

ぜひご一読ください。

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