川内原発の即時停止、停止拒否・・・といったニュースを見かけた。
九州電力、鹿児島知事・・・とキーワードを聴いていると、
まあ九州の話か、京都に住んでいるんだし知らんわ。
となりそうなものですが、
これを知っていると
そうでもないですよ。というのがあります。
ガラス容器に核燃料が入っているとしたら あなたは?
テレビで科学実験のコーナーなどでみたことがございませんか?
バラの花を液体窒素の中に一度入れて、
取り出したバラを手でつかむと、
ばらばらに砕けてしまう。 みたいなやつです。
そんなの知らないという方は、
熱湯で温めたガラスのコップに冷水を注いでみてください。
ピシっとヒビが入って割れます。
これらを脆性破壊(ぜいせいはかい)と呼びます。
コップの水がこぼれるだけならいいけれど
いま、原子炉の圧力容器に核燃料が入っています。
およそ300℃で稼働中です。
そんなある日、
地震?津波?それとも北朝鮮のミサイル?
きっかけはいろいろですが・・・
緊急停止が必要となったとしましょう。
それなら、と、どっと水を入れるわけです。
でどうなるか?
もうご存知ですよね。
コップと一緒です、
圧力容器はバラバラに割れるわけです。
となると放射能は?
30キロ圏内とかいう問題ではないでしょう
核燃料が野ざらしになるのですから
フクシマの30キロ圏内が・・・
といった話ではないでしょう。
ってことはシロウトでも想像できます。
どうして?原子炉は金属でできてるし・・・
そうです、原子炉はガラスではございません。
金属です。ですから、バラバラっと割れるわけがない?
と思われたらご理解いただけている証拠。
この続きは
こちらをご覧ください。
九州電力は、避難用の福祉車両の増強などを
打ち出していますが・・・
まあ、バスで逃げる時間も場所もないのでは?九電さん?