麹で甘酒を作るのって手間がかかって・・・
もっと簡単に作って飲みたい。
酒粕でも作れる甘酒ですが一体何が違うのでしょうか。
酒粕と麹の甘酒は何が違う?
<酒粕の甘酒>
日本酒を絞った残りを水に溶いたもの。
このため酵母を含んでいるのが特長。
- アルコールを含んでいる。
- 甘みは別途加える砂糖などによるもの。
- ビタミンB1 B2 B6を比較的多く含む。(酵母が入っているから)
- タンパク質が比較的多い(酒粕の15%はタンパク質)
加える糖分を調整できるのが酒粕甘酒の利点。
溶くだけで作れるのも簡単でいいですね。
<米麹の甘酒>
米のデンプンがブドウ糖に分解されて甘くなったもの。
- アルコールを含まない。
- 甘みはデンプンが分解されたブドウ糖とオリゴ糖による。
- 酵母が無い分ビタミンは比較的少ない。
- ナトリウム・リンなどの無機イオンに富む。
ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源です。
飲む点滴と言われるゆえんでしょう。
ご存知でしたか?同じように甘くても、果糖はブドウ糖と比較して10倍も糖化のスピードが速いといわれています。
ですから、同じように甘い市販の飲料水と比較して、甘酒のブドウ糖は自然な甘さ。
体にもいいわけですね。