ラズベリーパイにUSBカメラのC270を接続して、写真撮影し
メールで添付ファイルとして送信できるようにしてみた。
カメラの接続からメール送信までを忘れないようにまとめておく。
大まかな手順
初めに大まかな手順は
- USBカメラの接続確認
- Fswebcamで撮影できるようにする。
- muttでメールに添付できるようにする。
となる。
うまくいけば、
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mutt -n -F <設定用ファイル> -s <件名> <宛先メールアドレス> -a <添付ファイル> < <メール本文> |
でコマンドから写真ファイルを添付したメールを送信できる。
では順番に見ていこう。
USBカメラを接続
ラズパイのUSBポートにC270を接続する。
認識されていたらOK。
特に問題はなかったので良しとする。
fswebcamのインストール
次にUSBカメラで撮影できるようにする。
使うのはfswebcam。
次のコマンドでまずインストール。
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$ sudo apt-get install -y fswebcam |
撮影の確認を行ってみる。
コマンドはつぎのように。
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$ fswebcam test.jpg |
ファイルマネージャーで /home/piにtest.jpgがあるか確認してみましょう。
これで撮影ができるようになりました。
muttでメールに添付できるようにする
次にこれをメール添付できるようにする。
メール送信は管理人の場合、Ssmtpを使ってできるようにしてある。
今回はこれにファイル添付できるようにする。
で、まずはmuttをインストール。
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$ sudo apt-get install mutt |
環境設定用のテキストファイルを作る。
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#muttの環境設定用のファイルをつくる set charset="utf-8" set sendmail="/usr/shin/ssmtp" #SSMTPを使用しているから set realname="yamada taro" set from="yamada****@pmail.com" |
上記をsetting.txtとして作っておく。
ちなみに作るときは
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$ vi setting.txt |
としてエディタで作った。
本文用テキストファイルを作る
次にメール本文用のテキストファイルを作る。
ここでは上記と同じ要領で、body.txt をつくった。
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This is a test mail from Pi |
これらを作ったら、コマンドで以下のように入力すれば添付付きメールが送信できる。
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mutt -n -F setting.txt -s "test mail" ****@gmail.com /home/pi/test.jpg < body.txt |
次はcronを使って自動送信できるようにしてみようと思う。