イメージするだけで酸っぱさを感じる食べ物といえば?
レモンにライム、梅干し・・・これって実はクエン酸が含まれているからすっぱいんですよね。
そんなクエン酸の効果を確認してみました。
クエン酸の効果とは
クエン酸効果のキーワードは
- アルカリ性のクエン酸が体内を調整。
- クエン酸回路でエネルギー生成。
- 乳酸の早期解消。
- グリコーゲンの合成促進。
の4つ。
アルカリ性のクエン酸
酸というければ実はクエン酸はアルカリ性。
現代の食生活では、ついつい動物性たんぱく質や炭水化物を取り過ぎて
野菜などが不足しがち。
これは体が酸性に偏る原因になっています。
そんな現代人の身体を、アルカリ性のクエン酸が酸性に偏り過ぎるのを防いでくれるのです。
エネルギーを生成するクエン酸回路
人体を構成している60兆個もの細胞。その細胞内における、ミトコンドリアのクエン酸回路がエネルギー産出の元となっています。
そのクエン酸回路に欠かせないのがクエン酸なのですね。
乳酸の解消でパフォーマンスアップ
クエン酸には筋肉中に含まれる乳酸の代謝を促進して、
乳酸濃度を低下させる効果があります。
筋肉に乳酸が溜まると疲労感につながると言われています。
グリコーゲンの合成を促進してくれる
グルコースはグリコーゲンの合成に欠かせませんが
クエン酸とグルコースを併用して摂取すると
グリコーゲンの合成がより促進されることが判明しているそうです。
このため、持久力を要求されるスポーツにクエン酸が良いとされています。