勾玉って、実は縄文時代、
まだ中国や朝鮮からの文明が
流入してくる以前から
日本で作られていたそうですよ。
そんな由緒正しい勾玉ですが
地元資料館のイベントがあったので
夏休みの工作がてら、娘と挑戦しました。
勾玉とは
勾玉(まがたま、曲玉とも表記)は、先史・古代の日本における装身具の一つである。祭祀にも用いられたと言われるが、詳細は分からない。
語の初出は『記紀』で、『古事記』には「曲玉」、
『日本書紀』には「勾玉」の表記が見られる。
語源は「曲っている玉」から来ているという説が有力である。
独特の形は
動物の牙、胎児、はたまた魂の姿
を模したものではないかとの諸説があり、
はっきりしていないようです。
体験 勾玉づくり
そんな勾玉ですが
今回挑戦したのがこちら
娘は小学2年生ですが
完成までに約2時間かかりました。
工具に糸のこぎりがあると便利です、
というか必需品。
製作の流れ
ざっとした製作の流れとしては、
- 好きな形を鉛筆で描く。(ひもを通す穴に合わせて)
- 糸のこぎりで大まかな形に切る。
- 荒いペーパーやすりで形に削る。
- 細かいペーパーやすりで磨く。
- ポスターのようなつるっとした紙で磨く。
といった具合です。
ろう石の粉がたくさん出るので気を付けて。
写真の完成品は緑色ですが、
これは生地を染める絵具で染めてもらいました。
かわいいオリジナル勾玉のできあがり
完成した勾玉に、娘も大満足。
手伝っていただいた学芸員研修のお姉さん、ありがとう。
やかましい娘でごめんなさい。
みなさんも、お子様の工作体験にいかがですか?
夏休みの工作の宿題も兼ねて
暑い週末の楽しいひとときでした。