ブログの記事を書くのに必要なのは
情報よりも五感だということを書いたが
感じただけでは、どうにもこうにもならない。
何かが足りない・・・と思って
ブログ記事に役に立つ本はないものか
いろいろ探したりするものなのだけれど
実は本当に読むべき本はもっと他にある・・・
さまざまな本のレビューを彷徨う前に
こんなのがヒントになるかもしれません。
ブログ記事のために、本当に読むべき本とは
ビジネス書でも、専門書でも、雑誌でもない。
ブログ記事のために本当に読むべきは
”小説”だ。
感じたものを文字にしないと記事にはならない。
当然、記事って何かを文字にしないと話にならない。
で、いま、
五感>情報 のイメージで
記事を書こうとしたなら、
五感で、自分が感じたことを文字にするには何がいる?
テンプレート?気の利いたフレーズ?最新のトピック?
そんなものよりも
必要なのは”表現力”なわけ。
感じたものっていうのは、いわば形のないもの。
だからこのままでは他人には伝わるはずがない。
あなたが感じたものを
視覚に訴えるものに
変換したものが
ブログの記事だってこと。
たとえば音楽なら、聴覚に訴えているわけで。
特に洋楽とか、歌詞が理解できない音楽を聴いていると
顕著なんだけれど、
リズムとかフレーズとか歌い方とか、
言葉以外の感覚しか伝わってこないんだけど
なにかが伝わってくるし、
何も伝わってこなければ、聴かないですよね。
音楽は、聴覚を通じて
聴き手の想像力に訴えかけているんだけれど
ブログ記事は、文章という媒体で
視覚を通して読み手の想像力に訴えかけているわけで。
音楽を多少なりともかじっていると
実感としてあるんだけれど
こういう表現の幅っていうのは
一夜にして飛躍的に成長するものじゃない。
かといって、
一握りの、才能ある人にしか出来ないって
ものでもない。
日々の積み重ね次第。
楽器を弾けるようになるには、実際の音楽に触れるのがとても大切。
練習曲や指の動かし方のエクササイズをいくら行っても
なかなか上手くなれないもの。
音楽そのものに触れることが大切。
これ、私がギターを習っていて実感していること。
だったら、これをブログに置き換えてみると・・・
いくら”人を惹きつける文章”とか”うまい文章の書き方”
みないな本を読んでも、ブログの記事には役に立たない。
もっと文章そのものに触れなければ無意味。
文章に、日本語に、あなたがもっとも触れることができるもの。
それが小説なわけで。
ですから、
ブログ記事を進めるために本を読もうと考えているなら
小説を読むべき。
日本語による表現に触れて、触れて触れまくる。
これが感じたことをブログ記事をするために
必要な読書だったりするのです。